医療情報

花粉症

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スギ花粉といえば2~4月がピークなイメージですが、1月でも微量の花粉が飛び始めているのをご存知でしょうか。

花粉症はいきなりひどい症状が現れるのではなく、花粉を浴び続けアレルギー反応を繰り返すうちに、鼻の粘膜の炎症が激しくなり悪化していきます。花粉症の症状と感じたら早めの対策が重症化を防ぐことに繋がります。

花粉症の症状として、鼻づまり、くしゃみ、鼻水、目のかゆみなどが挙げられますが、花粉症と風邪の見分けが分からない時があります。花粉症と風邪の違いをご紹介します。

《花粉症》

□目のかゆみや充血

□くしゃみが発作的で連続する

□鼻水はさらっとしていて透明

□熱はないがあっても微熱

□両方の鼻が詰まることがある

《風邪》

□咳や喉の痛みがある

□くしゃみはあるが連続して起こらない

□粘りのある黄色い鼻水が出る

□発熱、倦怠感がある

□両方同時に鼻が詰まることがない

このように花粉症と風邪の大きな違いは、発熱やくしゃみが連続するかの違いになります。

花粉症の対策をするには、自分がどのアレルギーかを把握しておくことも重要になります。花粉にはスギ花粉や、ヒノキ、ブタクサなどほかの植物の花粉やハウスダストなどに反応しているケースもあります。他にも鼻の粘膜が敏感になる鼻過敏症や、鼻の奥に膿が溜まる副鼻腔炎(蓄膿症)などもあります。実際に医療機関へ受診することで、自分のアレルギーや対策を知るきっかけにもなるので、花粉症の症状以外にも気になる症状がある場合は医療機関へ受診してみてはいかがでしょうか。

今シーズンに初めて花粉症の症状が見られた場合は一度、医療機関でアレルギー検査を受けてみるのも大切です。

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