AGA治療

ミノキシジルとピディオキシジル

AGA治療

ピディオキシジルは、ミノキシジルに比べて副作用や不快感の少ない、比較的新しい外用薬の成分です。

ミノキシジルは効果が高い反面、頭痛やめまいのほか、頭皮の炎症や痒みなど少なからず副作用が存在するため、持病を持つ患者様や肌が弱い患者様の中には、不快感のある患者様もいらっしゃいます。

ピディオキシジルはミノキシジル誘導体とも呼ばれ、副作用の発現を抑えるだけでなく、有効成分の浸透力を上げる効果も期待できます。

当院では、以前までミノキシジル外用薬を患者様ごとに成分濃度を変えて処方しておりましたが、患者様の副作用や不快感を軽減させるため、現在ではピディオキシジル配合の外用薬へ変更しております。

(患者様の症状やご希望によって、ミノキシジル外用薬を使用されている場合もあります。)

ピディオキシジルの主な効果

・血管拡張と血行促進効果

ピディオキシジルで血管を拡張させることで血流が促され、健康な髪の発毛に必要な栄養分が頭皮の毛細血管に行きわたり、毛根までしっかりと届くようになります。

・毛母の細胞分裂を活性化

AGAやFAGAを発症している場合、毛母細胞の働きが弱くなり、細胞が眠っている状態です。

死滅していなければ再び活性化させることができる細胞です。

ピディオキシジルには人体が本来持っている再生能力を引き上げることのできるタンパク質(成長因子)が存在し、毛母細胞の働きを活性化させることが期待できます。

結果的に乱れたヘアサイクルの修復に繋がります。

ピディオキシジルはミノキシジルと同等の効果を得られ、頭皮からの吸収率はミノキシジルよりも高いことが分かっています。

副作用により今までミノキシジルの外用薬を使用することができなかった患者様でも安心してご使用頂ける外用薬です。

(すべての方に副作用がないことを証明するわけではありません)

治療効果を最大限に引き上げるため、積極的に取り入れて頂きたい治療薬です。

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