髪の毛は大きく分けて3層構造になっており、外側から「キューティクル」「コルテックス」「メデュラ」と呼ばれています。
タンパク質や水分を含むコルテックスは毛髪の約9割を占めており、髪の色や太さを左右する重要な部分です。
コルテックスを覆うキューティクルがダメージを受けて剥がれてしまうと、タンパク質や水分が流出して髪が傷む原因になります。
タンパク質は繊維状で縦に裂けやすい性質を持っているため、結果的に「枝毛」ができてしまうのです。
枝毛の原因として主に「摩擦」や「静電気」が挙げられます。
強引なブラッシングで摩擦を加えると、髪表面のキューティクルがめくれる恐れがあるので髪がもつれてしまった際には丁寧に指でほどいてからブラッシングすると良いでしょう。
髪が濡れたまま寝てしまうと、寝具との摩擦によって髪がダメージを受けてしまいます。
湿気があると髪や頭皮に雑菌が増殖し、炎症やニオイの原因になる場合も。
シャンプー後はきちんと乾かしましょう。
洗い流さないトリートメントやヘアオイルで髪の乾燥を防ぐのもお勧めです。
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