血圧とは、血圧が動脈を流れる際に血管の内側にかかる圧力のこと。
高血圧とは安静時の血圧が正常値よりも高い状態が続くことを言います。
加齢に伴う血管の弾力性低下などにより、特に収縮期血圧が上昇します。
収縮期血圧140mmHg以上、または拡張期血圧90mmHg以上で高血圧だとみなされます。
高血圧が引き起こす病気
■脳血管障害・脳卒中
高血圧が続くと動脈が硬く狭くなる動脈硬化も起きやすくなり、脳に障害が出ることがあります。
■心疾患
長期間の高血圧で心臓の左心室などに負荷がかかることで心臓の壁が厚くなる心肥大です。
■腎不全
高血圧が慢性化すると腎臓の濾過機能が低下し、腎障害を合併しやすくなります。
腎臓機能が低下すると余分な水分・塩分が排泄できなくなり血液量が増え血圧が上がる要因に。高血圧が腎臓に負担をかけ腎臓が悪化しさらなる高血圧を招きます。
血圧をあげるもの
塩分の過剰摂取、ストレス、加齢、入浴時など気温の急変、睡眠不足、激しい運動後、排便時の力み、アルコールの摂りすぎ
血圧を下げるもの
睡眠、適度な運動習慣、GABAの摂取
定期的な健康診断や家庭での血圧測定をして血圧を下げる生活習慣を心がけましょう。
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