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肥満と薄毛の関係

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肥満は薄毛のリスクを高める要因の一つと言われています。 

体重と身長から算出される肥満度を表す体格指数BMI。

自分自身が肥満なのかどうか下記の計算式で見てみましょう。

・BMI = 体重(㎏)÷ 身長(m)² 

・適正体重 = 22 × 身長 (m)²

BMI値22が標準体重で、最も生活習慣などの疾患にかかりにくい状態だとされています。

18.5未満が低体重、18.5以上25未満が普通体重、25以上が肥満、度合いによって肥満1~4に分類されます。

25以上は生活習慣病のリスクが非常に高くなり、30を超えると減量治療が必要となります。

肥満が薄毛に繋がるとされる理由 

テストステロンの低下

テストステロンは男性ホルモンの代表で、筋肉量や骨格など男らしい体を作るほか男性らしさを構成するために大切なホルモンです。

しかし頭に分布する5αリダクターゼと結びつくと、ジヒドロテストステロン(以下DHT)に変化して髪の毛の成長を抑制し成長期を短くしてしまいます。

海外の研究によると肥満はテストステロンの量を低下させるというデータがあります。

減少した男性ホルモンを、DHTで補おうと5αリダクターゼが活発になりDHTが増加します。

血行不良

肥満の方は血中のコレステロールや脂肪が多く血流が滞っている傾向にあります。

栄養素は血液によって運ばれているため、血行が悪いと健やかな髪の成長に欠かせないタンパク質やビタミン、ミネラルなどの栄養が行き届かなくなります。

結果として切れ毛や抜け毛が増加し薄毛に繋がってしまうのです。

皮脂分泌量の増加

肥満な状態は体脂肪率が高く、皮脂の分泌量が多い傾向があります。

頭皮には多くの皮脂腺があり、過剰な皮脂分泌は毛穴の詰まり、炎症やフケなど頭皮のトラブルを引き起こします。

 食生活の乱れ

食事が高カロリー、高脂質、偏食だと栄養不足になりがちなうえ、血流を悪化させ髪の栄養不足を招きます。

健やかな髪を育てるために、バランスの良い食事を摂り適正体重を参考に、体重管理をして薄毛・抜け毛を予防していきましょう。

薄毛でお悩みの方へ。あきらめない!薄毛・AGAは医療治療で!
この記事の監修医師
総院長

Dr.AGAクリニック総院長 岩槻 快樹

2019年 大阪市立大学医学部卒業
2019年 大阪市立大学医学部附属病院
2021年 医療法人杏和会 阪南病院
2022年 Dr.AGAクリニック大阪梅田院 院長就任
2024年 Dr.AGAクリニック 総院長就任

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