フィナステリドによる治療

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このページでは、Dr.AGAクリニックで提供するAGA治療薬「フィナステリド 1mg 28錠」について、効果や副作用などを含めてご紹介します。

フィナステリド 1mg(国産) 28錠

治療内容フィナステリド 1mg(国産) 28錠
メーカーヴィアトリス製薬、沢井製薬、東和薬品、辰巳化学、富士化学工業など
有効成分フィナステリド
効果男性における男性型脱毛症の進行遅延
副作用肝機能障害/性欲減退/勃起機能不全・射精障害・精液量減少/乳房圧痛・乳房肥大/抑うつ症状/めまい/過敏症/生殖器症状 など
使用方法1日1回1錠を服用
禁忌本剤の成分で過敏症の既往歴のある方/本剤と同じ効果の薬を服用している方/小児(20歳未満) ※男性専用の治療薬
使用する際の注意点錠剤は分割・粉砕不可/服用する本人以外が触れない/献血不可(服用を中止して1ヶ月以上の期間を空ける)/他の薬を服用中の方は事前に医師に相談/副作用が現れた場合は、すぐに服用を中止し医師に相談/自殺念慮または自殺企図が現れた場合はすぐに服用を中止し医師に相談
料金7,000円(税込7,700円)※28日分

フィナステリド錠とは

フィナステリド錠とは、有効成分「フィナステリド」を主成分とする経口タイプのAGA治療薬です。

先発薬「プロペシア」のジェネリック医薬品(後発薬)にあたり、効果に違いはありません。しかし一般的にはジェネリック医薬品のフィナステリド錠のほうが安価で購入できます。

日本では2015年にプロペシアの特許が満了されて以降、ヴィアトリス製薬、沢井製薬、東和薬品、辰巳化学、富士化学工業などから製造販売がされています。

当院でも国内承認薬のフィナステリドを使用しています。

ジェネリック医薬品とは?

ジェネリック医薬品(後発薬)とは、先発薬(新薬)と同じ有効成分を使用し、同等の品質・効き目・安全性があると認められた安価な医薬品です。先発薬(新薬)の特許期間満了後に製造販売されます。

先発薬と比較して開発費が抑えられるため、患者様の自己負担の削減につながります。

コーティング剤などの添加物が先発薬(新薬)と異なる場合があり、味や大きさが改良されたものもあります。

フィナステリドの効果

フィナステリドの効果は、男性における男性型脱毛症の進行遅延です。

フィナステリドは、体内の還元酵素「5αリダクターゼ」Ⅱ型の働きを阻害して、男性ホルモン「テストステロン」がAGAの原因となる別の男性ホルモン「ジヒドロテストステロン(DHT)」に変換されることを抑制します。

実際に、日本人の男性被験者414 名を対象に頭頂部の写真撮影による効果判定を行った試験(有効成分「フィナステリド」を48週にわたって1日あたり0.2mgまたは1mg投与)では、0.2 mg/日投与で54%、1 mg/日投与で58%に軽度改善以上の効果がありました。

また、引き続き 1 mg/日の投与を継続した試験において、2年間で68%、3年間で78%の症例で軽度改善以上の効果が得られました。

出典:Kawashima M, Hayashi N, Igarashi A, Kitahara H, Maeguchi M, Mizuno A, et al. Finasteride in the treatment of Japanese men with male pattern hair loss. Eur J Dermatol. 2004;14(4):247-254. PMID: 15319158.

こうした結果から、日本皮膚科学会が公開している「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017年版」でも、成人男性のAGA治療に対して有効成分「フィナステリド」の内服は推奨度Aとなっています。

※効果の感じ方には個人差があります。

フィナステリドの副作用

重大な副作用

  • 肝機能障害(頻度不明):AST、ALT、γ-GTPの上昇等を伴う肝機能障害があらわれることがあります。

※症状が現れた場合は、すぐに服用を中止し、医師にご相談ください。

発現頻度1~5%未満

  • 性欲減退

発現頻度1%未満

  • 勃起機能不全、射精障害、精液量減少

発現頻度不明

  • 過敏症(そう痒症、じん麻疹、発疹、血管性浮腫)
  • 生殖器症状(睾丸痛、血精液症、男性不妊症・精液の質低下など)
  • その他(乳房圧痛、乳房肥大、抑うつ症状、めまい)

※性欲減退、勃起機能不全、射精障害については、服用中止後も症状が持続したとの報告があります。

※精液の質低下については、服用中止後に正常化または改善されたとの報告があります。

フィナステリドの副作用に対する当院の対応

  • 肝機能障害などの持病をお持ちの場合、治療開始前にフィナステリドの使用可否をかかりつけ医にご確認いただいております。当院では問題がないことを確認したうえで、処方を行っております。
  • 肝機能障害や抑うつ症状、めまいなどの副作用が出た場合、当院では処方したフィナステリドの使用を直ちに中止いただいたうえで、当院の医師までご相談いただくようお願いしております。医師が症状を確認し、その後の治療方針について検討します。
  • 肝機能障害や抑うつ症状、めまいなどの症状が治まった場合でも、自己判断でフィナステリドの使用を再開せず、必ず当院へご相談いただくようお願いしております。
  • 体調に少しでも異変を感じたら、まずはお電話で当院までご相談ください。なお、当院の受付時間外の場合や急激な体調の変化が生じた場合には、当院への連絡にこだわらず、救急外来や救急相談窓口(#7119 など)への受診・相談もご検討ください。

📞当院のお問い合わせ電話番号

0120-433-488

※受付時間/8:00~24:00 年中無休

フィナステリドによる初期脱毛

フィナステリドによる治療中に「初期脱毛」と呼ばれる症状が起こることがあります。治療開始後、2週間~1ヶ月頃から現れ、長い方では3ヶ月程度続くこともあります。

ただし、初期脱毛は、乱れたヘアサイクルが正常化され、弱っていた既存の毛髪が新しい健康な毛髪に生え変わる過程で起こる一時的な症状です。多くは一時的な経過とされ、その後に改善がみられることがあります(効果の感じ方には個人差があります)。

初期脱毛の症状が現れた場合は自己判断で中止せず、当院医師へご相談ください。

フィナステリドの使用方法

1日1回1錠を服用してください。詳細な服用方法は、処方時に当院の医師の指示に従ってください。

注意事項

  • 食事の有無にかかわらず服用できます。
  • 多量・頻繁に服用しても効果は上がりません。副作用の発現する可能性が高くなるため、用法用量を厳守してください。
  • 毎日3ヶ月服用することで効果が現れる場合もありますが、通常は効果が確認できるまで6ヶ月の連日服用が必要です。
  • 6ヶ月以上服用する場合は当院で定期的に効果を確認して、継続服用の必要性について検討する必要があります。
  • 前日に飲み忘れた場合、翌日に2日分を服用することは厳禁です。

フィナステリドの禁忌

フィナステリドは男性専用のAGA治療薬です。また、次のいずれかに該当する男性は、フィナステリドを使用できません。

  1. 本剤の成分で過敏症の既往歴のある方
  2. 本剤と同じ効果の薬を服用している方
  3. 小児(20歳未満)

先発薬のプロペシアや同じ成分の薬剤、ザガーロデュタステリドなどの5αリダクターゼ阻害薬を過去に服用された際に、そう痒症、じん麻疹、血管性浮腫などの過敏症が現れたことのある方は、服用できません。

小児を対象とした臨床試験は実施されておらず適応がないため、小児は服用できません。

フィナステリドを使用する際の注意点

  • 錠剤は分割・粉砕せずにそのまま服用してください。
  • フィナステリドは皮膚からも吸収されるため、念のため本人以外の取扱いは避けてください。
  • 献血を行う場合には、フィナステリドの服用を中止して1ヶ月以上の期間を空けてください。
  • 服用中はPSA値が低下することがあります。前立腺がん検診や泌尿器科受診の際は、服用中であることを必ずお伝えください。
  • 服用中に肝機能障害などの重大な副作用が現れた場合は、すぐに服用を中止し医師にご相談ください。
  • フィナステリドとの因果関係は明らかではありませんが、服用した方に自殺念慮、自殺企図、自殺既遂が報告されています。自殺念慮または自殺企図が現れた場合はすぐに服用を中止し医師にご相談ください。

詳細な安全性情報については、処方時に医師からしっかりと行います。

参考:日本赤十字社:服薬と献血について

フィナステリドについてよくあるQ&A

フィナステリドだけでAGAは完治しますか?

フィナステリドの効果は、男性における男性型脱毛症の進行遅延です。そのため、初期のAGA患者様の場合、フィナステリドだけを使用する治療でも現状維持を見込める可能性があります。

一方、AGAの症状が進んだ段階では、フィナステリドでAGAの進行遅延をするだけでは毛量の回復までは難しいと言われています。

当院では、AGAが進行した状態からの改善を目指す場合は発毛効果が期待できるミノキシジルローションによる治療も並行することを推奨しております。

フィナステリドは保険適用はされますか?

フィナステリドによるAGA治療は保険適用外の自由診療になります。

プロペシアとの違いは何ですか?

有効成分は同じですが、錠剤をコーティングする添加物はプロペシアとフィナステリドで異なる場合があります(フィナステリド錠の中でも、メーカーによって異なる場合があります)。

当院では、より安心感を求める方には先発薬をご案内しています。

先発薬(新薬)での治療をご希望の方はプロペシアによる治療をご覧ください。

注意事項

※本ページは保険適用外の自由診療のご案内です。

※本ページは医薬品としての効能・効果を保証するものではありません。副作用・リスク・費用・ご契約条件を必ずご確認ください。

参考文献

PMDA:フィナステリド 添付文書(第2版 2023年 8月改訂)

Kawashima M, Hayashi N, Igarashi A, Kitahara H, Maeguchi M, Mizuno A, et al. Finasteride in the treatment of Japanese men with male pattern hair loss. Eur J Dermatol. 2004;14(4):247-254. PMID: 15319158.

日本皮膚科学会ガイドライン:男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017年版

日本赤十字社:服薬と献血について