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日本人が最もかかりやすい生活習慣病

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日本人の最もかかりやすい生活習慣病とは【高血圧】といわれています。20歳以上の男性では約3人に1人、女性では約4人に1人が血圧140㎜Hgを超える高血圧と言われています。

40歳を過ぎると男性と女性どちらも血管の老化により少しずつ血圧が上がる傾向にあります。女性は血管の老化を防ぐエストロゲン(女性ホルモン)に守られているため、男性と比べると緩やかな傾向にありますが、更年期を迎えるとエストロゲンが減少し高血圧になる人が増えると言われています。

□外食が多い

外食は塩分を濃くすることで美味しいと感じさせるものが多く、若い頃から外食の味に慣れてしまうと将来、高血圧になりやすくなってしまいます。

□喫煙

タバコを1本吸うことで、10~20㎜Hg も血圧が上昇してしまいます。本数を減らす意識をすることが大切です。

□飲酒する機会が多い

飲酒後1~8時間は血圧が下がる傾向にありますが、その後血圧は逆に上昇していきます。飲みすぎには気を付け、おつまみも塩分の高いものには注意が必要です。

□ストレスが多い

ストレスが高まると交感神経が活発になり、血管が収縮して血圧を高めてしまいます。ストレスは他の生活習慣病などにも悪影響を及ぼしてしまうので、自分なりのストレス発散方法を見つけましょう。

□運動不足

運動すると血液の循環が良くなり血圧を下げる効果があります。その反対で運動不足だと血圧を高めてしまう可能性があるので注意しましょう。

□睡眠不足

7時間前後は眠るのが理想とされています。睡眠時間が短いと、血圧が高い状態が続いてしまうので、十分に睡眠を取ることが大切です。

□肥満

肥満は高血圧の要因になります。インスリンの働きが悪く、インスリンを過剰に分泌してしまい血圧を高めてしまいます。

※高インスリン血症:血管が広がりにくくなり、血液量も増え血圧が高くなる
当てはまる項目が多い場合は、すでに高血圧、又は高血圧になってしまう可能性が高いので、注意が必要になります。日々の生活に気をつけ、高血圧にならないよう意識しましょう!

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