日々の生活に気を使い健康的に過ごしていても、血管は年齢を重ねるごとに徐々に老化し、脆くなっていきます。さらに遺伝的要素や生活習慣病などにより老化を早め、動脈硬化が進みやすくなることもあります。
今回の記事では、血管を若く保つための方法をご紹介します。
まずは、健康診断の結果で確認する基準値の説明です。
【血圧】
血圧が高いと血管に負担がかかり破れやすくなり、脳卒中を引き起こしてしまうリスクが高くなります。
収縮期血圧140~150以上/拡張期血圧90以上の場合は注意が必要です。
【コレステロール】
コレステロールが高いと、血管が詰まり脳梗塞のリスクが高まります。
血液検査では以下の基準に合わせて確認を行い、基準値以上であれば病気のリスクが上がることを理解しておきましょう。
LDLコレステロール 140㎎/dl以上→高LDLコレステロール血症
120~139㎎/dl→境界型高LDLコレステロール血症
HDLコレステロール 40㎎/dl未満→低HDLコレステロール血症
いすれかに該当すると脂質異常症と診断されます。
【血糖値】
血糖値が高いと血管内に酸化反応(サビつかせる)や糖化反応(コゲつかせる)が起こり血管の老化を早めてしまいます。
空腹時の血糖値は99㎎/dl以下が基準値となります。
・要注意値→100~125㎎/dl
・異常値→126㎎/dl以上
いずれも健康診断の結果等で確認することが出来ます。
該当するものがあった場合には食生活に気をつけ、血管力をUPさせることが大切です。
血圧が高い方は減塩を行い、塩分が高い食事は避けるようにしましょう。
中性脂肪やコレステロール値が高い方は、青魚やサラダを食べるようにして血管の酸化や詰まりを予防しましょう。
血糖値が高い方は食事を腹八分目までにし、サラダから食べるように心がけましょう。
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