うつ病の症状には、心に現れる症状と体に現れる症状の2種類が存在します。
うつ病は気力で解決できる病気ではありません。
現在の医療では、うつ病は脳の働きに何かしらの問題が起きた状態だと考えられています。
うつ病は気力で治す病気ではなく、治療が必要な病気であるということを理解しましょう。
【心の症状】
・抑うつ気分
・不安や焦り
・空虚感
・消えてしまいたいと思う
・喜びが感じられない(興味や喜びの喪失)
・何もする気が起きない(意欲の低下)
・病気になった自分を責める(うつ病であることを恥ずかしいと感じる)
・性欲の低下
【体の症状】
・睡眠障害(眠れないもしくは長い時間眠り続ける)
・食欲の減退(何を食べても美味しくない・体重の減少がある)
・疲労感、倦怠感
・動悸や息苦しさを感じる
・突然涙が出る
・体が思うように動かない(体が重い、痛い)
・騒音が気になるようになる
・月経不順
・勃起不全
うつ病は気分障害とも呼ばれていますが、人間の心と体は密接に結びついています。
気分の不調をきたすだけではなく、神経やホルモン、免疫などに影響を及ぼし、これらが複雑に関わりあって、いろいろな体の症状が現れると考えられています。
これを心身相関といいます。
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