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掛け布団の重さで得られる効果

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睡眠の質を向上するのに《重さのある掛け布団》を使用する方法があるのをご存知でしょうか。

ウェイトブランケット、加重布団など呼び名は様々ですが、いずれも通常の毛布や掛け布団よりも重さがあるように作られた布団のことを指します。

適度に重さのある掛け布団で抱擁感を再現することで、オキシトシン・セロトニン・ドーパミンなどの幸せホルモンが分泌され、ストレスを軽減する働きがあり熟睡できると言われています。

スウェーデンの医科大学付属病院の研究チームの報告によると『加重毛布は、有意に優れた睡眠維持、より高い日中の活動レベル、および疲労、鬱病、および不安の日中の症状の減少をもたらした。』との研究結果が出ているそうです。

人は寝ている間に20〜30回寝返りを打つとされ、体にかかる圧力の分散をしたり血行不良を防いでいます。

マットレスとの相性もありますので、使用時には寝返りを打ちやすい物を選び、寝返りがし辛い重さのものを選ぶのは止めましょう。

適正な重さは自分の体重の10%前後が理想的とされています。

体の一部分に重量がのしかかるわけではなく分散されるため、体へのフィット感が心地よく感じる方が多いようです。

就寝時ではなくても、リビングで寛ぐ際やリラックスしたい時にウェイトブランケットを使用するのも良いでしょう。

これからの夏の時期にはクーラーをつけて部屋の温度管理をする事を忘れずに。

誤った使い方をしてしまうと非常に危険なので、ご使用時される場合には製品の注意事項をしっかりチェックしてくださいね。

※怪我をしていたり呼吸器系の疾患がある方、幼児や高齢者の方には危険なのでお勧めできません。

掛け布団の重さが睡眠の質を左右するケースがあるということをご紹介しました。

感じ方には個人差がありますが最近寝つきが悪い、疲れが取れにくいと感じている方は一度試してみるのも良いかもしれません。

掛け布団を購入する際にはぜひ「重さ」にも注目してみてください。

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