人の眠りにはレム睡眠(身体を休める眠り)とノンレム睡眠(脳を休める眠り)の2つがあり、それぞれに重要な役割があります。
入眠後まず浅いノンレム睡眠があらわれ、徐々に眠りが深くなり、深い睡眠状態が続きます。
そして再度、浅いノンレム睡眠状態からレム睡眠へと移ります。
最初のレム睡眠が現れるまでは平均90分程度と言われていますが、個人差が大きく70〜120分くらいの幅があるとされています。
レム睡眠とノンレム睡眠が順番に訪れる90分の睡眠サイクルは、およそ6〜8時間の睡眠時間に4、5回起こっていることになります。
レム睡眠
考えや記憶を整理し、定着させる重要な役割があると考えられています。
ノンレム睡眠
脳の休息と成長ホルモンの分泌を促します。
筋肉・骨の修復、脂肪分解、免疫力向上など健康を維持する役割を担っています。
睡眠の質は就寝後3時間、特に前半のノンレム睡眠(90分)の睡眠をいかに深くできるかにかかっており、快眠できている場合には目覚めが良く、日中に眠気が起こりません。
質の良い睡眠をとるためには、寝る前に深部体温を放散することが大切です。
日中の活動量を増やし体温を上げておく
就寝前に体温が下がり始め寝つきが良くなると言われています。
階段を使用したり、一駅分歩くなど意識的に運動を取り入れてみましょう。
湯船に浸かる
40度程度のお湯に15分浸かり、体温を上げると就寝前には深部体温がしっかりと低下し快眠の準備ができます。
自律神経を整える
副交感神経を優位にする習慣を取り入れましょう。
好きな音楽を聴いてリラックスしたり、マッサージやストレッチなどもお勧めです。
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